トヨタファイナンスに自分で過払い金請求するには?失敗しない方法・手順と注意点

トヨタファイナンスに自分で過払い金請求するには?失敗しない方法・手順と注意点

正式名称はトヨタファイナンス株式会社で世界的にも有名な自動車メーカーのトヨタの子会社で金融サービスも営なんでいます。 重要な事は他の消費者金融と異なり、親会社の銀行などグループの傘下ではなく、自動車メーカーが行っているという点です。タレントの春日俊彰さんをCMに起用するなど知名度も高く、トヨタブランドと言う事で安心感もあったカードです。 自動車を購入際に多くの方は購入代金が数百万円とおのずと高くなる事から自動車ローンを組んで返済を行ってきましたが、同様にクレジットやキャッシングサービスで貸付を平成21年頃までは行ってきたのです。 マイカーローンを組んだ方は毎月の返済を行うだけでなくキャッシング機能も付いていますが、ただ親会社が自動車メーカーであるだけで他の消費者金融からの借入となんら変わらない事になるのです。 トヨタファイナンスは提携するATMの数も多く車を購入した際に受けられる特典もあったことから人気を集めましたが、2009年ローン事業から撤廃し現在は貸付営業を行っていません。 中小や経営状況が悪化した業者に対して過払い金請求を行う事に減額や期間の引き延ばしなどの問題が懸念されますが、自動車メーカーのトヨタが親会社であるためトヨタファイナンスの過払い金に対する対応や争点、和解交渉から訴訟への一般的な流れとは少し異なる事が特徴です。 これから個人でトヨタファイナンスに過払い金請求を行う方の為に徹底的に解説していきますので見ていきましょう。

トヨタファイナンスの過払い金請求の対象期間と当時の金利は?

利息制限法や貸金業法の改正によりトヨタファイナンスが金利の改定をしたのが2006年5月~となります。 当時の金利は~27.8%で貸付を行っており2006年5月に18.0%へ上限金利を引き下げました。 上限金利を引き下げたのが他の消費者金融よりも先行して行われたので、これをきっかけにこぞって多くの消費者金融が上限金利の引き下げを行いました。 対象期間は平成2006年前後にカードを使ってトヨタファイナンスからお金を借りた方が対象になります。

トヨタファイナンスの過払い金請求で多い傾向や特徴

トヨタファイナンスとは

トヨタファイナンスとは世界的にも有名な自動車メーカーであるトヨタ系列の子会社です。親会社が世界のトヨタとなるため自動車を購入する際いっしょにカードを新規で作った方も多いです。 ローンの返済に充てるだけでなくキャッシングや個人向けの無担保ローンで貸付を行っていましたが、2009年には金融事業から撤退しました。 2012年以降に発行されるカードには会員であっても借入をできなくし廃止される事になりました。

トヨタファイナンスの直近の経営状況

トヨタファイナンスは連日のようにテレビやラジオ、ネットなどでCM放映を行い経営の順調振りが伺い知れます。 売上高、経常利益も安定しており過払い金の返済能力は十分にある企業です。

トヨタファイナンスの過払い金請求の対応、特徴

過去に多くの消費者金融から借入があり、過払い金請求を起こす際にはトヨタファイナンスのみならず3社、4社とまとめて請求する事が基本ですが、トヨタファイナンスの過払い金への対応は非常に良く他の消費者金融も見習うべきといっていいほどの対応が特徴です。 事実、トヨタファイナンスへの過払い金請求で訴訟まで至った事例がほとんど無く裁判を起こす前の和解交渉にて成立しているケースがほとんどを占めているからです。 そこは流石に世界のトヨタで裁判まで発展するとどうしてもブランドに傷が付きますし、債権者の立場にたって交渉に応じてもらえますので個人で過払い金請求を起こす場合でも納得いく和解案を提示してくるのも特徴です。 また過払い金請求を起こした際の返還を受けられるまでの期間も短期間で返還されますので非常に良心的な会社と言えるでしょう。

トヨタファイナンスに過払い金請求したらいくら戻ってくるかの目安(返還率)

◇裁判(訴訟)を起こさず、話し合いにより和解した場合 80%~100% ◇裁判(訴訟)を起こした場合 100%~

トヨタファイナンスから過払い金が戻ってくるまでの目安(返還期間)

◇裁判(訴訟)を起こさず、話し合いにより和解した場合 1ヶ月~3か月 ◇裁判(訴訟)を起こした場合 2ヶ月~4か月

トヨタファイナンスに過払い金請求するデメリット

トヨタファイナンスを利用できなくなる

トヨタファイナンスはキャッシングなどの金融事業を2009年に撤退していますが、キャッシング機能が付かないトヨタファイナンスカードを現在も利用している方の過払い金請求は注意が必要です。 過払い金請求を起こす事でトヨタファイナンスカード自体の利用ができなくなってしまうからです。 どうしても継続して利用したい方は過払い金請求が終わった後に再度申込みをしましょう。 カード自体が使用できなくなっても問題がないかを確認してから過払い金請求を行うようにして下さい。

トヨタファイナンスに返済中で過払い金請求する場合はブラックリストに注意

借金が残る場合は信用情報(ブラックリスト)にのる

過払い金請求とは払い過ぎた利息分を返還してもらう事になりますので現在もトヨタファイナンスと取引がある方の過払い金請求は要注意です。 借金の残高に対し発生していた過払い金の方が少なく借金が0にならなければ、それは任意整理という扱いに見なされますので個人情報がブラックリストに登録される事になってしまいます。

過払い金で借金がゼロになれば信用情報(ブラックリスト)にのらない

トヨタファイナンスへの過払い金請求を起こして借金の残高に対し発生していた過払い金の額の方が多ければブラックリストに登録される事もありませんし、完済となり払い過ぎた利息分が手元に戻ってくる事になります。

まずは過払い金がいくらあるか、計算してみてから検討しよう

2006年5月に上限金利が引き下げるまでトヨタファイナンスは27.8%を上限金利としていましたので過払い金が発生している可能性が高くなります。 個人、あるいは弁護士や司法書士などの専門家に依頼して過払い金請求を起こす事になりますが、まず本当に過払い金が発生しているのか、発生しているならいくらかを確認するために計算してから検討してみる事をお勧めします。

トヨタファイナンスに過払い金請求する注意点

関連業者からの借入れも完済していないとブラックリストにのる

トヨタファイナンスでは親会社が自動車メーカーのトヨタであるため関連するカードも幾つか発行されています。 トヨタファイナンスからの関連会社からも借金がある場合での過払い金請求ではブラックリストに登録される恐れがありますので注意が必要です。 以下が関連会社のカードとなります。   TS CUBICカード(コーポレートカード) 「エネオスカード」 「JOMO CARD」(旧:ジャパンエナジー) 「kahma(カーマ)」 他

トヨタファイナンスに過払い金請求するなら時効に注意

過払い金請求では最後に取引が合った日(完済した日)から数えて10年を迎えると時効が成立し取り戻す事ができなくなってしまいます。 特にトヨタファイナンスでは上限金利を引き下げたのが2006年5月と他の消費者金融よりも先行して引き下げましたので、時効が迫ってきている状態です。 トヨタファイナンスから借入があった方は1日出も早く過払い金請求を起こす必要があるのです。

トヨタファイナンスに過払い金請求する流れ

【1】トヨタファイナンスから取引履歴を取り寄せる

取引履歴の取り寄せ方

基本的には電話連絡にて担当者に過去の取引履歴を郵送してもらう事になりますが、他の消費者金融の中には1か月程度かかる業者もある中、トヨタファイナンスでは2週間前後で届きます。

弁護士や司法書士に依頼した場合、取引履歴の取り寄せからやってもらえる

弁護士や司法書士などの専門家に依頼すれば個人で行う事は何も無く取引履歴の取り寄せも行ってくれます。

【2】過払い金の計算(引き直し計算)をする

引き直し計算とは

トヨタファイナンスで見ると2006年5月以前の上限金利を越えた法定金利で貸付を行っていた取引と、利息制限法の改正で上限金利が引き下げられた正しい金利で利息の差額を計算し払い過ぎた利息を算出する事、これを引き直し計算と言います。

無料の引き直し計算ソフト紹介(TDON、名古屋式、外山式)

引き直し計算ではトヨタファイナンスから取り寄せた取引履歴を元に膨大なデータを管理する事になりますので、Windowsのエクセルを使用したフリーソフトを使用する事で算出する事ができます。 有料の利息計算ソフトもありますが、人気なのが名古屋式、外山式と呼ばれる計算ソフトで無料計算する事ができますので個人で引き直し計算を行う事も簡単に可能です。

【3】トヨタファイナンスへ過払い金返還請求書を送る

過払い金返還請求書の書き方、出し方

トヨタファイナンスから過払い金が発生していることが確認できたら、次は過払い金返還請求書の作成を行います。 最近ではダウンロードするだけでwordのフォーマットが利用できますのでそちらの利用をお勧めします。 請求書作成の際は以下の内容を含めて下さい。   ・引き直し計算の結果 ・過払い金の請求金額 ・振込先の口座番号 ・支払い期日 ・返済に応じなかった場合の訴訟の意思表明

【4】電話での話し合いによる交渉(和解交渉)

過払い金返還請求書を送ったのち、トヨタファイナンスの担当者と電話で交渉する

トヨタファイナンスへの過払い金請求では対応も良く良心的な会社と紹介してきましたが、個人での和解交渉となるとなかなか難しいものがあるようです。 担当者の違いもあるようですが引き直し計算書結果を郵送後、差額分が間違っており正しい引き直し計算後に過払い金が増えて返還されたというケースがある一方、何の知識も無い個人だからと低い和解案を提示してきたケースも報告されています。

自分で過払い金請求する場合、ここで減額交渉されるので注意

トヨタファイナンスでは親会社がトヨタである事から裁判まで行くことはほとんど報告されておらず過払い金の額が非常に大きいケースなどを除いては和解交渉で成立しています。 トヨタファイナンスとの交渉は裁判までは発展しない事をまず念頭に置き交渉する事が大事です。むしろ和解交渉のみで決着する場合がほとんどとなり過去には和解交渉のみで全額回収できた事例もあるほどです。

強い意志をもって要望を伝える、粘り強く交渉することも必要

トヨタファイナンスとの和解交渉ではこの交渉が大きなカギとなります。トヨタファイナンス側も裁判まで発展する事は望んでおらず少しでも早く和解したい気持ちは債権者と同じです。和解後の返還スピードからも分かるように何度も粘り強く交渉すれば8割が9割、9割が全額となった例も事実あるのです。

弁護士や司法書士に依頼した場合の一番のメリット

トヨタファイナンスへの過払い金請求で弁護士や司法書士などの専門家に依頼すればほぼ確実に全額+5%の利息までを回収してもらえます。 過払い金請求では裁判まで発展した事例がほとんど無く和解交渉が一番のカギとなりますので依頼を検討してみるのも一つの方法です。

労力のかかる交渉ごとを代理で引き受けてもらえる

弁護士や司法書士などの各事務所のHPを見るとこれまでの過払い金回収の実績や回収できた業者一覧などを掲載しており、その中にもトヨタファイナンスも含まれています。 言うなれば相手の出方や裁判での争点、最初にいくらくらいの和解案を提示してくるのかなどの業者ごとに把握していますので限りなく満額回収に近い回収率を誇るのです。 今回のトヨタファイナンスのケースではまさに和解交渉が手元に戻ってくるお金の全てを左右しますので、実績ある専門家に依頼する事で納得いく結果を導き出してくれる事になるのです。

業者ごとの特徴や最低限の和解額を理解しているのも専門家の強み

トヨタファイナンスへの過払い金請求で極端に低い2~3割の和解案を最初から提示してくる事はありませんが、個人と専門家の違いは経験に裏付けられた交渉術にあります。 個人での過払い金請求で100万円の過払い金に対し8割の和解案を提示してきた時にそれで納得すればそこで決まりますが、専門家は積み上げてきた事例を活用し、全額回収できたという実績を元に交渉に望みますのでこれだけでも10万~20万の開きが生まれてくる事になります。

【5】過払い金返還請求訴訟の提起(裁判)

裁判に必要な書類

過払い金請求訴訟には以下の書類が必要になります。   ➀訴状 ➁証拠説明書 ➂取引履歴 ➃引き直し計算書 ➄登記簿謄本(資格証明書)   ➀と➁はダウンロード形式で雛形から入手できますので空欄を埋めるだけでOKです。

裁判はだいたい平日の午前中におこなわれる

裁判は概ね月に1回、平日の午前中に行います。土日や祝祭日には行われない為個人で裁判を起こす方は覚えておきましょう。

弁護士や司法書士に依頼すれば裁判も代理でやってもらえる

弁護士や司法書士などの専門家に依頼すれば裁判も代理で行ってもらえますし、必要な書類の準備、作成も全てお任せする事ができます。

【6】過払い金額の和解交渉

裁判と並行して裁判外でも和解交渉を進める

トヨタファイナンスへの過払い金請求で裁判まで発展する事は過去に事例もほとんどなく多くは和解交渉のみで成立するケースがほとんどです。 仮に裁判まで発展したとしても裁判外で交渉は続ける事になりますので納得のいく和解案が提示される可能性が高いと言えるでしょう。

納得いく金額、日程の提示があれば判決を待たずに裁判外で和解が成立する場合もある

トヨタファイナンスへの過払い金請求で判決までいった事例はほとんどありません。多くは和解交渉にて成立しますのでトヨタファイナンスのケースでは和解交渉に重点を置いて交渉していく事が望まれます。

【7】過払い金の返還

裁判で勝訴し、裁判外で和解がまとまれば、過払い金が返還される

弁護士や司法書士などの専門家に依頼すれば費用が発生することになり大きな割合を占めるのが各事務所事に決められた過払い金返還成功報酬と言う費用があります。 和解交渉か訴訟までと2割~3割など設定されており、さらに諸経費として印紙代や裁判費用、切手代や通信費、専門家への日当などが費用として回収できた過払い金から差し引かれ指定した口座へ入金される事になります。 自分でやる余裕がない、難しいと感じた場合は無理をせず途中からでも弁護士や司法書士などの専門家に相談しよう。 今回のトヨタファイナンスのようなケースでは個人での和解交渉でも容易と考えがちですが、取引履歴の取り寄せから請求書作成、和解交渉から時には裁判への出廷も1人で行う必要があるのです。 やはり和解交渉で全て決まると言っていいほどのトヨタファイナンスへの過払い金請求となりますので実績のある専門家に依頼する事で納得いく額の回収を行ってもらえる事になるのです。

トヨタファイナンスの会社概要

トヨタファイナンス株式会社 東京都江東区東陽六丁目3番2号 イースト21タワー13F南ウィング 03-5677-6800 設立:1988年11月28日 昭和63年11月28日

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