過払い金請求を依頼する法律事務所を選ぶための重要ポイント

過払い金請求を依頼する法律事務所を選ぶための重要ポイント

過払い金請求を依頼しようと思った時、事務所を比較するポイントとは

過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼しようと思ったとき、インターネットで探しただけでもたくさんの事務所があるので、どこを選んだら良いか迷ってしまうと思います。過払い金請求で事務所を比較する際には、成功報酬を基準に考える方も少なくないでしょう。

しかし、過払い金請求では、成功報酬よりももっと注目しておかなければならないポイントがあります。それは、過払い金がいくら戻ってくるかという「返還率」です。

過払い金請求、成功報酬が安いところに依頼しようとしていませんか?

過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼するときには、高額の報酬がかかってくることを心配される方が多いと思います。過払い金請求で専門家に払う費用としては、依頼時に払う着手金のほか、過払い金が戻ってきたときに払う成功報酬があります。

過払い金請求では着手金0円の事務所もありますが、過払い金が戻ってきたら成功報酬は必ず支払うことになります。成功報酬は、戻ってくる過払い金の額に対して一定割合でかかってくるので、せっかくならできるだけ成功報酬が安い事務所に依頼したいと考えてしまいがちです。

しかし、過払い金請求で事務所を比較するときには、成功報酬の安さよりも、過払い金がいくら戻るかという「返還率」に注目しましょう。貸金業者に対して過払い金の返還を請求しても、必ず全額を返してくれるわけではありません。回収可能な過払い金の額は、依頼する事務所によって変わってくるのです。

また、過払い金請求の成功報酬については、日本司法書士連合会や日本弁護士連合会で20%(訴訟による回収の場合には25%)という上限が定められており、成功報酬にはそれほど大きな違いはありません。ですので、まず注目すべきは「返還率」といっていいでしょう。

成功報酬が高くても取り戻せる金額が多い事務所もある

過払い金請求では、成功報酬の安い事務所に依頼した方が手元に戻ってくる金額が多くなるわけではありません。たとえば、成功報酬率が15%で業者からの回収額が100万円なら、戻ってくる額は85万円です。一方、成功報酬率が20%でも業者から120万円回収できれば手元には96万円が戻ってきます。

成功報酬が安くても、結果的に戻ってくる金額が少ないという可能性もあります。過払い金請求では、過払い金がいくら戻るのかという点に注目して事務所選びをした方がよいといえます。

過払い金の取り戻し方には2種類ある

貸金業者に対して過払い金請求をする場合には、「和解(交渉・話し合い)」と「裁判」の2つの方法があります。

過払い金請求の第一段階としては、業者と任意で交渉するところから始めるのが一般的です。この場合には、業者宛に過払い金請求書を送り、過払い金全額の返還を要求します。といっても、過払い金請求書を送っただけですんなり過払い金を全額返還してくれる貸金業者はありません。できるだけ多くの額を返してもらうために、業者との交渉が必要になります。

業者と交渉しても納得できる額を返還してもらえないようであれば、過払い金請求訴訟という裁判を起こすことになります。なお、訴訟提起後であっても、裁判所や裁判外で和解が成立することもあるので、必ず判決になるとは限りません。判決になった場合には、業者側は裁判所が支払えといった額を支払わなければならなくなります。

過払い金請求は「裁判」したほうがより多く取り戻すことができる

過払い金請求では、任意の交渉で貸金業者から過払い金の全額を返してもらえるということは通常ありません。どうしても多くの額を回収したいという場合には、裁判をした方が満額回収できる可能性は高くなります。過払い金請求訴訟を起こして勝訴判決を得ることができれば、過払い金を満額回収できるだけでなく、過払い金についた利息まで一緒に請求できる可能性があります。

なお、過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼した場合には、裁判と並行しながら業者と交渉も行うケースが多いです。裁判になった際にも、業者側はあの手この手で反論してくるので、交渉により和解した方が多くの額を回収できることもあるからです。

裁判を起こすことで業者の方も焦りますから、こちらの要求にも応じてくれやすくなり、判決に至らなくても和解で解決することがあります。いずれにしろ、裁判を起こした方が、結局は多くの過払い金が戻ってくる可能性が高くなります。

取り戻せる過払い金が多い事務所を選ぼう

過払い金請求で事務所を比較するときには、過払い金の返還率に注目しましょう。過払い金の返還率は、事務所の経験、ノウハウ、方針などによって異なります。 たとえば、事務所によっては、訴訟は一切行わず、過払い金をすぐに減額して和解を成立させようとするところもあります。裁判を行うとなると時間もかかります。和解成立させた方がスピーディーに事件が解決し、事務効率も上がるからです。依頼者もそれで納得していればいいですが、もっと多く戻ってくる可能性があると知らされずに手続きをとられてしまい、大きな不利益を被ることもあります。

まとめ:過払い金は依頼する事務所によって戻ってくる金額が違います

過払い金請求によって戻ってくる金額は、借入れ先の貸金業者によって変わりますが、依頼する事務所によっても差が出てきます。

過払い金請求で事務所を比較するときには、成功報酬など手続きにかかる費用の安さに注目するのではなく、いくら過払い金を取り戻せるかという「返還率」を重視しましょう。過払い金の返還率が高い事務所を選ぶのが事務所選びのいちばんのポイントです。

過払い金の返還率が高い事務所というのは、交渉力があり、裁判まできちんと行ってくれる事務所になります。過払い金請求における交渉力は、過払い金請求の実績が証明していますから、実績豊富な事務所を選ぶのが確実です。また、裁判まで対応してくれる事務所なら、こちらの希望に沿ってできる限りのことをしてくれるということですから、信頼して任せることができるはずです。

過払い金請求を行っている事務所はたくさんありますが、返還率が低いところを選べば、過払い金があまり戻ってきません。戻ってくる過払い金額に注目し、できるだけ多くの過払い金を回収しましょう。

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