オリコの過払い金請求の対応状況・注意点

オリコの過払い金請求の対応状況・注意点

オリコカードでキャッシングをしていたことがある人は、過払い金が発生している可能性があります。過払い金請求は、消費者金融からお金を借りていた人だけが対象ではありません。大手の信販会社であるオリコも、かつて利息制限法の上限を超えた違法な金利をとっていました。オリコに過払い金請求したらいくらくらいの過払い金の返還額が見込めるのか?気になる方も多いと思います。オリコに過払い金請求するときの注意点を含め、オリコの対応状況をまとめました。

オリコの過払い金請求における特徴

株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)は大手のクレジットカード会社です。特にオートローン(自動車ローン)では業界一で、経営は比較的安定しているといえるでしょう。弁護士や司法書士などの専門家を介して過払い金請求をした場合は満額回収も比較的容易に可能なようです。ただし、自分で(個人で)過払い金請求をした場合、きびしい対応をされるケースもあるようなのでご注意ください。

オリコの過払い金請求の対応状況

弁護士・司法書士に依頼した場合

・任意交渉(裁判せず話し合いによる交渉のみ)の場合 過払い金元本の7割~9割程度

・裁判を起こした場合 過払い金元本の9割~10割程度(過払い利息5%含む)

個人(自分)で交渉した場合

・任意交渉(裁判せず話し合いによる交渉のみ)の場合 過払い金元本の5割~7割程度

・裁判を起こした場合 過払い金元本の5割~10割程度(過払い利息5%含む)

オリコに過払い金請求するときの注意点

・オリコのすべてのカード(提携カードを含む)を完済していないとブラックリストにのる

オリコカード・アメニティ・UPty(アプティ)など、オリコで複数カードを利用している方は、すべてのカードが手続きの対象になります。

・ショッピングの支払いが残っていないかどうか要確認

ショッピングの利用で支払い残がある場合、キャッシングの過払い金で相殺されます。過払い金の額のほうが多かった場合は心配ないですが、ショッピングの支払いが残ってしまった場合、ブラックリストにのる可能性があるのでご注意ください。

オリコは、取引の内容が、貸付時にリボ払いと1回払いのどちらかの支払い方法を選択するような形式であった場合に、リボはリボ、1回払いは1回払いで個別に過払い金の計算が行われるべきであると主張してくることがあります。アプラスなども、同様の主張をしてくることがあります。 このような主張に対しては、類似の事案で、返済方法ごとに個別計算するという方法を選択せず、全取引を一体のものとしての一連計算を認めている最高裁判決(最高裁平成19年6月7日判決)が存在する点などを指摘しながら、個別計算ではなく、全体を一連計算すべきであるという主張をしていく必要があります。 このほか、オリコに対する過払い請求の特徴としては、レイクやニコスと同様に、取引履歴の開示が不完全な場合があるという点です。平成5~6年以前の取引については、入金履歴しか保管していないと主張し、貸付の履歴は開示せずに、入金の履歴のみ開示してきたりします。 このような場合には、開示がされていない取引の内容を推測して計算するという方法があります。また、もうひとつの方法として、開示のあった部分の冒頭の部分で、貸付金額を無視して、ゼロとして計算する方法もあります。このどちらかの方法を選択して請求していくことになります。 また、信販会社ですから、キャッシング取引については過払いとなっていても、クレジット取引が別途あり、こちらについては残債務があるというようなケースもよくあります。このような場合には、キャッシング取引で発生した過払い金と、クレジット取引の残債務を相殺し、それでも過払い金があれば相殺後の金額の返還を請求していくこととなります。 以上のような注意点はありますが、最近のオリコは、上記のような争点がないケースにおいては、訴訟提起した場合、過払い金を利息も含めたほぼ満額支払ってきています。ただし、ほぼ満額返還の場合には、過払い金の支払い時期はかなり先となり、現状、和解成立から7ヶ月程度先の返還が多くなっています。

引用:オリエントコーポレーション(オリコ)過払い請求の特徴

オリコとは(会社概要)

オリエントファイナンスが現在の会社の前身で、現在はみずほ銀行の保証会社でもあるため、みずほ銀行の不良債権などはオリコが取り扱っているケースが多いです。

商号:株式会社オリエントコーポレーション ブランド:オリコ 関連:みずほ銀行

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